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高齢うさぎを長生きさせるならやっぱり牧草が大事

うちのうさぎは12歳で亡くなる直前まで本当に元気で、最後の1年くらいまで病院いらずでした。

振り返ってみると、生後1か月半頃に我が家に来た時から、四六時中チモシーを食べていたので、うさぎの健康にとっては、やっぱり牧草を食べるのが一番大事なんじゃないかと思います。

特に食欲不振になることもなかったので、何となくいつも同じものをあげていましたが、実は牧草のあげ方にも少し注意が必要です。

このページでは、うさぎの牧草の種類やあげ方の解説と、若いとき&年を取ったときの牧草の注意点についてまとめました。

うさぎにはなぜ牧草が必要なのか

繊維質をとる必要がある

うさぎが最も必要とするものは、たんぱく質や炭水化物などではなくて、繊維質なんです。

うさぎは胃よりも盲腸のほうが長く、盲腸では多くの腸内細菌が休みなく働いています。

よく、「うさぎは常に腸を動かしていないといけない」と聞きますよね?

繊維質は、腸内細菌の栄養になり、胃腸を刺激して動かす作用があります。

腸内環境を正常に保つには繊維質をたくさんとることが重要。

うさぎの病気の原因のほとんどが腸内環境の乱れから起こっています。

もちろん人間と同じようにたんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなども必要ではあるのですが、とりすぎてしまうと、消化器官への負担になり、逆に体調を崩す原因になってしまうんです。

このため、繊維質が豊富で、低たんぱく質・低炭水化物・低脂肪の牧草が必要になるんです

高齢になったうさぎは特に消化機能が低下しているので、こうした牧草を食べることが特に重要になってきます。

MEMO

一説によれば一日の食事のうち、牧草が9割、残りの1割がペレットや果物、おやつといった割合で与えるのが良いとされています。

歯磨きのため

ご存知のように、うさぎの歯は放っておくとどんどん伸びていきます。

野生のうさぎは固い草と木の皮なんかも食べるので、これによって歯が削られ、ちょうどいい長さに保たれています。

飼いうさぎの場合は、牧草を食べることで前歯を削っているので、あまり食べないと歯が伸びすぎて痛みで食べられなくなってしまうので、高齢で食欲が落ちてきたら気を付けてあげる必要があります。

普段から色々な種類の牧草を与えたほうがいい

基本的にはチモシーを食べていれば何の問題もないのですが、普段から色々な種類の牧草を与えておくことをおすすめします

高齢になってくると、ちょっとしたことで体調を崩しやすくなり、食欲不振になることが増えてくるのが一般的です。

いつも食べているチモシーを突然食べなくなったとき、普段与えていない牧草を与えても、いきなりだと警戒して食べてくれないかもしれません。

なので、メインはチモシーにしつつ、他の種類の牧草も混ぜてあげるようにしたほうがいいでしょう。

食欲不振でなくても、うさぎは突然味の好みが変わることがあります。

特に高齢になると、嗅覚が鈍るので味の好みが変わって昨日まで食べていたものを急に食べなくなってしまうことがあります。

そんなときすぐに他の牧草に切り替えられるよう、普段から意識して色々な種類の牧草を与えるようにしてください。

牧草の種類はこんなにある

うさぎの牧草というと「チモシー」や「アルファルファ」が有名ですが、牧草には草自体の種類と、チモシーの中にもいくつかの種類があります。

牧草の種類

チモシー

イネ科の多年草で、一般的に売られている牧草というとほとんどがこれです。

繊維質が豊富で低たんぱく質・低炭水化物・低脂肪なため、うさぎの牧草に一番向いている牧草です。

特に意識しなければ「一番刈り」になると思います。

(チモシーの種類は後述)

アルファルファ

マメ科の植物で、チモシーの次に有名な牧草です。

繊維質が豊富で、ほとんどのうさぎが好んで食べるのですが、たんぱく質やカルシウムなどの栄養価が高すぎるため、与えすぎるのは厳禁です。

生後6か月頃までの成長期と、食欲不振などで体重が激減してしまったときなどには少し多めに与えてもいいのですが、平常時はおやつ程度しか与えてはいけません

うちのうさぎは11歳まで食べたことはありませんでした。

食欲が落ちてもこれだけは食べてくれることがありました。

イタリアンライグラス

チモシーと同じくイネ科の植物でチモシーよりカルシウムが少なく、香りが強い牧草です。

「猫草」としてポットで売っているのが実はイタリアンライグラスだったりします。

嗜好性が高いので、おやつがわりや、チモシーと混ぜてあげるのがおすすめです。

基本的に国内生産で、短時間乾燥で青々としたものが売っていますが、値段も高めです。

もの凄く美味しそうに食べます。

オーツヘイ

こちらもイネ科の植物で、チモシーよりはやや柔らかめですが、繊維質が豊富で低たんぱくな牧草です。

ただし、少し糖分が高めで、特に穂(実)の部分の栄養価が高すぎるので、できる限り抜いてからあげる必要があります。

それを除けば基本的にチモシーと混ぜて食べ放題でも大丈夫です。

オーチャードグラス

こちらもイネ科でやわらかめの牧草です。

甘い香りがうさぎの食欲をそそります。

これもやはりチモシーと混ぜて食べ放題であげるのがおすすめです。

バミューダグラス

細くて硬いイネ科の植物で、主に芝草として使われています。

好んで食べるうさぎは少なく、水を吸いにくいので、基本的に敷き牧草として使われます。

チモシーの種類

チモシーにも刈り取り時期と、加工の仕方で種類が分かれます。

まず、刈り取り時期では

  • 一番刈り
  • 二番刈り
  • 三番刈り

に分かれます。

一番刈りは最も栄養価が高く、繊維質が豊富です。

二番刈りは一番刈りよりも栄養価が低く、繊維質も少なくなりますが、葉や茎が柔らかくなります。

三番刈りは二番刈りよりも更に栄養価が低く、繊維質も少なくなり、葉が多くかなり柔らかいのが特徴です。

基本的には一番刈りを食べさせて、食欲が落ちてきたときなどに二番刈り、三番刈りを試してみるのがいいと思います。

うちのうさぎが体調を崩したときは、三番刈りチモシーは少しですが食べていました。

また、牧草は袋に圧縮されていることが多いですが、圧縮の仕方でも種類が分かれます。

シングルプレスダブルプレスです。

シングルプレスのほうが圧縮率が低いため、茎や葉のカタチが残りやすく、硬めです。

ダブルプレスのほうが圧縮率が高いので、葉や茎がつぶれて柔らかめになります。

栄養価は変わらず、どちらがいいというわけではないので、うさぎの好みに合わせてあげればいいと思います。

うさぎがきちんと食べているか確認が大事

高齢になると若いときほど食べなくなったり、若い時以上にとったほうがいい栄養素も増えるので、シニア用のペレットも必要ではありますが、食事のメインはやはり牧草です。

毎日の牧草の減り方と、出ているうんちの色・形にも注意してください。

牧草を食べていると丸くて乾燥した、緑がかった茶色のふんをします。

逆にあまり牧草を食べていないと黒ずんでいびつな形のふんになってしまいます。

牧草の減りが遅くなったり、うんちが小さくなってきたら、他の種類の牧草を多めに混ぜるなど、様子を見ながら何かしらの対策をしてあげたほうがいいかもしれません。

牧草を食べないときのおすすめ

なぜ食べないのか、原因がどこにあるのか探る必要があります。

全く何も食べないようだと、歯や腸に何らかの不調が起こっているかもしれません。

できるならすぐに獣医さんに診てもらったほうがいいいと思います。

ペレットは食べるけれど牧草を食べないのなら、牧草に何か不満があるのかもしれません。

年を取ると硬い牧草を好まなくなったり、嗅覚が鈍って香りが強い牧草でないと美味しく感じないこともあるので、チモシーの2番刈り・3番刈りをあげてみたり、香りの強い牧草を混ぜたりしてみてください。

OXBOWのボタニカルヘイは、ウェスタンチモシーを中心に、レモンバーム、カモミール、ラベンダー、レッドクローバーといったハーブをミックスしているので、香りが強くおすすめです。

食欲が戻ったら少しずつチモシーを混ぜていけばいいと思います。

チモシーとオーチャードグラスをミックスしたものもあります。

OXBOWは、こういうチモシーとのミックス牧草が多いのでおすすめです。

 

人気過ぎて発売してもすぐに売り切れてしまうのですが、WOOLYの「高原の朝採り」シリーズは、どんなに食欲が落ちていても食べてくれました。

牧草嫌いの子も、これなら食べるという話を色々な人から聞きます。

当時は人気すぎて「おひとり様一袋限り」だったのですが、他の会社からの同様の商品も出だしたようです。

まとめ

とにかく普段から色々な牧草を食べさせてあげて、慣れさせておくことが大事です。

色々な種類の牧草を混ぜることで、味に飽きにくいですし、牧草によって歯の動かし方が変わるので、不正咬合対策にもなります。

年を取るとフィーダーの位置によっても食べづらくなってきていたりもするので、フィーダーの位置が高すぎたり、低すぎたりしないかも確認してあげてください。

私の経験上、長生きの秘訣は一日中チモシーを食べ続けていたことにあると思っています。

そんなに食べて大丈夫か?と心配になるほどでした。

是非、うさぎのお好みの牧草を見つけてあげてください。

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